第36回日本顎関節学会総会・学術大会に参加（2023/7/6～8）

  日本顎関節学会総会・学術大会に参加してきました。
今回は日本歯科衛生士会との共催によるシンポジウムで日本歯科衛生士会会長とともに座長を担当しました。今回の主催は私が所属する東京医科歯科大学学顔面外科学分野です。
　この学会は顎関節症を含め、顎関節疾患を見る学際的な専門学会です。
顎関節症はいろいろな要因が重なって症状が出現する病気であり、顎関節症の治療には運動療法やマウスピース、TCHの是正、そして日常生活におけるセルフケアが重要です。
これらの治療は歯科衛生士と共同で行うチームアプローチによりほぼ90%は改善します。
一般の開業医にかかっていたが治らないと当院に来院される患者さんもいらっしゃいます。
まだ、顎関節症の治療がしっかりと開業医の先生方に定着していないというイメージがあります。今回のシンポジウムはこのような先生方、またそこに勤務する歯科衛生士の方にわかりやすく解説をさせてもらったシンポジウムになりました。
　参加された先生からいいシンポジウムであったとお褒めの言葉もいただき、安堵しております。


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　#TCH是正法